メカトランスKシリーズ
MTK Series
商品名 | 外形寸法[mm] W×D×H |
発生変位 [μm] |
発生力 [N] |
剛性 [N/μm] |
自己共振 周波数 [Hz] |
静電容量 [μF] |
CAD データ |
価格 [円](税込) | |||
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1pc | 5pcs 以上 |
25pcs 以上 |
100pcs 以上 |
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MTK08S130F13 Datasheet Download |
28×8×8 | 130 | 13 | 0.10 | 1750 | 0.73 | 93,500 | 88,825 | 74,800 | 65,450 | |
MTK08S160F30 Datasheet Download |
28×8×8 | 160 | 30 | 0.19 | 3000 | 0.87 | 99,000 | 94,050 | 79,200 | 69,300 | |
MTK12S100F55 Datasheet Download |
24×12×7.96 | 100 | 55 | 0.65 | 8000 | 1.31 | 104,500 | 99,275 | 83,600 | 73,150 | |
MTK12S18f25000 Datasheet Download |
12×4.6×12 | 18 | 14 | 0.80 | 25000 | 0.60 | 110,000 | 104,500 | 88,000 | 77,000 |
*1 : ノミナル値 *2 : 片側固定
※ご注文の合計が10万円以下の場合、送料2000円を徴収させて頂きますのでご了承頂ければ幸甚です。
メカトランスMTKシリーズは高剛性で、立ち上がりの速さ(速い応答性)を重視したピエゾアクチュエータです。変位拡大機構の動作時にMTDDシリーズやMTDシリーズに比べて圧電素子は位置移動を伴わない構造のため、圧電素子の慣性質量が速い立ち上がり動作を妨げることはありません。メカトランスMTKシリーズでは変位拡大動作時に圧電素子の位置移動を伴わないだけでなく、形状が扁平・薄型の特長を損なわない構造となっております。電圧を印加すると、このピエゾアクチュエータは縮む方向に動作します。主な特長としては以下の通りです。
MTKシリーズの特長
- 8.0kHzの高い共振周波数を持つ。
- 65Nの高い発生力を持つ。
- 形状が扁平・薄型で装置の小型化に適している。
- アクチュエータの発生変位方向は圧電素子の変位方向と90度直交
- 印加電圧の上昇と共に縮む
- 特に早い応答速度が要求される用途に最適。
- MTKKシリーズとは発生変位の方向が反対
MTKシリーズ動作原理
メカトランスMTKシリーズは変位拡大機構の中心に積層圧電アクチュエータ(圧電素子)を組み込むように取付け、圧電素子が発生する変位量を数倍から数十倍に拡大しています。変位拡大機構側には圧電アクチュエータを取り付ける固定ネジ用のネジ穴が設けられています。圧電素子側には圧電素子に電圧を印加するリード線があり、使用時は図1のように接続をします。
メカトランスMTKシリーズでは、圧電素子に電圧を印加すると図2 (電圧印加時)で示される様にアクチュエータの内側から外側へ広がる方向に変位は出力されます。また、アクチュエータの変位方向は圧電素子の変位方向と直交し、発生変位・発生力の作用点はアクチュエータの中心にあります。
図 1.圧電アクチュエータ駆動システム
図 2.圧電アクチュエータ原理図
MTK Series
メカトランスMTKシリーズ応用例
アクチュエータの使用例としては以下のものがあります。
- ハプティック用アクチュエータ
- 露光装置用精密ステージ
- オートフォーカス機構
- マスフロー
取り扱い時の注意事項
圧電アクチュエータの御使用にあたりまして以下のような注意事項があります。